ビジネス社会において、成功は人に勝つ事、勝利は自分に克つことです。
人に勝って自分に負ける者が「敗残者」「不幸者」となります。
さて、両方に打克つ・勝つには?
「あなたは知らないのか。競技場で走る者はみな走りはするが、
賞を得る者はひとりだけである。
あなたがたも賞を得るように走りなさい。
しかし、競技をするものはなにごとにも節制する」
ビシネス社会に限らず、人の一生は節制と忍耐が必要です。
それには、無駄・無益・無意味、この「三無」をしっかりと見据えることです。
「目標のはっきりしない走り方はせず、空を打つような拳闘はしない」事です。
人生競争の栄冠は、いつかは朽ち果てるものです。
「彼らは朽ちる冠を得るためにそうするが、
私たちは朽ちない冠を得るためにそうするのである」
有効・有益・有意義――
無が有になるには、心に刻み込まれた神のコトバを、まさぐり探り出すことです。