「はい」が「いいえ」にならないように

「はい」と調子よく口では言いながら

実際の行動が「いいえ」になっている…

誰もが無意識のうちに振り出す空手形が

人間関係を不渡りにすること、少なからずあるものです。

慌ただしさに紛れたり、気乗りがせずについつい後回しにしてしまう。

悪意がないから一見無害に思えてしまい、自分自身に言い訳を許す悪循環…

「はい」という言葉には、重みがあることをまず自覚しましょう。

守れない「はい」の連続が、無責任人間という烙印に繋がらないように…

まずは、その悪い習性をどうにか払拭する努力をしなければなりません。

気持ちの良い「はい」は、お互いを幸せにする魔法の潤滑油ですが

出来ることと出来ないことの仕分けをしないまま「いいえ」に繋げてはいけません。

出来るという確信で振り出した「はい」は、全て債務として頭と心に刻むこと。

約束手形は待ったなしです!

どんな些細な約束でも不渡りにしないという責任感。

債権者を落胆させない優しさや思いやりは

「信用」という大きな収穫をもたらします。

今日から一つ一つの「はい」という約束の履行を追跡して

なすべき事柄をキチンと果たす習慣を身につけましょう。