自分が責めをうけないために

「売り言葉に買い言葉」
「目には目を歯には歯を」
やられたらやり返せ…

人間の脳に埋め込まれた魂細胞の応酬話法です。

不快情報には不快反応を、快情報には快反応を示すのが
魂に刻み込まれた遺伝情報です。
これに対し不快情報に快反応を示し得るのが魂の奥にある「心細胞」です。

「人をさばくな、自分がさばかれないためである」
この真理を悟り得るのが心細胞です。
 
この世の人間関係は悪い魂に囚われた人間の関わり合いです。
闘い・争いが起こるのも当然です。
悪い魂は肉欲の源です。
肉欲の力は悪癖の誘惑を制することは出来ません。
心にある「心の力」=「自制心」の力に頼るほかはありません。
理性・知性も肉欲の力の前にあっては脆いものです。

「あなたが裁くその裁きで、自分も裁かれ
あなたが量るその秤で、自分も量られ天罰を与えられるであろう」
投げつけられた石を投げ返すのは簡単なことです。

安易かつ衝動的な行動に走る者が裁かれます。