最善は偽善に通じる

今日もイヤな一日だった、と悔いを残してはいけません。

人間はだれでも「完全」「完善」ではありません。

神・仏ではありません。

だから人間には完全・善をなす力がないのです。

ヒトの為す善は「最善」ではなく「次善」です。

つまり、善は偽善に陥りやすいということです。

悪が形を変えて善になることです。

しかし、善を放棄してはいけません。

あなたの一日は最善ではなく、次善だったということです。

それは立派なことです。

「善を行うことにうみ疲れてはならない。

たゆまないでいると、時がくれば刈り取るようになる。

機会があるごとに、だれに対しても善を行いなさい」

まかないものは生えてきません。

人は自分のまいたものを刈り取るようになっています。

善にさとく、悪にはうとくあることです。

嘆き悲しまないことです。

次善結構です。

偽善で悪の深みにはまるよりはマシですから。

caucasian