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新100選
「はい」が「いいえ」にならないように
「はい」と調子よく口では言いながら 実際の行動が「いいえ」になっている… 誰もが無意識のうちに振り出す空手形が 人間関係を不渡りにすること、少なからずあるものです。 慌ただしさに紛れたり、気乗りがせずについつい後回しにしてしまう。 悪意がないから一見無害に思えてしまい、自分自身に言い訳を許す悪循環… 「はい」という言葉には、重みがあることをまず自覚しましょう。 -
新100選
自分が責めをうけないために
「売り言葉に買い言葉」 「目には目を歯には歯を」 やられたらやり返せ… 人間の脳に埋め込まれた魂細胞の応酬話法です。 不快情報には不快反応を、快情報には快反応を示すのが 魂に刻み込まれた遺伝情報です。 これに対し不快情報に快反応を示し得るのが魂の奥にある「心細胞」です。 -
新100選
「時」は生きもの
「時間」は人生そのものです。一日・24時間は老若男女にかかわりなく、全て平等に与えられています。「時」を上手に管理できない人は、人生もうまく管理できないということです。 -
新100選
感情より、心情を
人間だから感情があり、感情があるから喜・怒・哀・楽がほとぼしりでます。 感情は魂です。 心情は心です。 怒り憎しみ呪いは感情です。 愛・喜・平安は心情です。 真実を求めるには心情を語ることです。 -
新100選
病と仲良くなる
病は気のあらわれ、悩みや不安があると胃が痛むものです。 しかし、胃を切り取っても心の悩みである「不安」を切りとらなければ 「病」は別な形で肉体にあらわれます。 つまり、病気とは健康を回復させるための警告症状です。 -
新100選
古い金と新しい金
借金をする人は、悪い行いがいつまでも改められない人です。 古い習慣・悪癖・悪欲にとらえられて、反省もなく悔い改めもない人が、 いつまでも借金地獄の中に閉じ込められています。 「金」はウイルスの塊まりです。 善・悪ともどもの細菌が一杯からみついています。 禁じられたものを開いてくれるのが金です。 -
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朽ちるものではなく朽ちない物を
ビジネス社会において、成功は人に勝つ事、勝利は自分に克つことです。 人に勝って自分に負ける者が「敗残者」「不幸者」となります。 さて、両方に打克つ・勝つには? 「あなたは知らないのか。競技場で走る者はみな走りはするが、 賞を得る者はひとりだけである。 あなたがたも賞を得るように走りなさい。 -
新100選
最善は偽善に通じる
今日もイヤな一日だった、と悔いを残してはいけません。 人間はだれでも「完全」「完善」ではありません。 神・仏ではありません。 だから人間には完全・善をなす力がないのです。 ヒトの為す善は「最善」ではなく「次善」です。 つまり、善は偽善に陥りやすいということです。 -
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世の悲しみは死をもたらす
魂の悲しみは死をきたらせます。 心の悲しみは悔い改めに導かれ、喜びに変えられます。 魂の悲しみは、怒り・憎しみ・呪いに基づくものです…… いつも欠点ばかり探している眼、いつも不平の種ばかり探している耳、 いつも悪意や敵意だらけの言葉を探す舌、 与えられたものを喜ばず、無いもねだりばかりする魂…… -
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少年犯罪は「人類」の罪
いわれもなく暴れだし、わけもなく人を殺す…… 少年犯罪の多くが、心理・病理学的にその原因を解き明かすことができません。 これは当然のコトです。 人類が自らまいた罪の実です。 「人はそのまいたものを刈り取ることになる」 この真理が現実となっただけです。 -
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望みの先取り
信念とは、望んでいることを確信し、まだみていない事実を確認することである……今日・望んでいることが現実となり、明日隠されている事実が現実となること、すなわち、信念による「事実」の先取り約束です。信念の魔術であり悪の魔ではありません。善の「マ」が真実を事実に、事実を現実になすということ。 -
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毎日が奇蹟なのです
私に奇蹟が起こるはずがない――そんなに、フテ腐れるものではありません。 あなたにも毎日「奇蹟」がおこっているのです。 すなわち、あなたが今日一日無事でいられたことが奇蹟なのです。 事故・不慮の災害・病魔の襲撃、多くの人がイマこの瞬間にも、 その力に捕えられ地獄で苦しんでいます。 -
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第一のものを第一に
「そんな事できるはずがない」第一のものが、第二・第三・第四になる言葉です。第一のものを「第一」にしない私たちの生活は第二・第三のもので占められます。 -
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百害あって一利なし
楽観は「心情」に属し・悲観は「感情」に属する…… つまり、絶えず心配をするのは「魂」、反対に望みをもち続けるのが「心」 したがって思い煩いは「魂人間」のすることです。 -
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「時」は生きもの
「時間」は人生そのものです。 一日・24時間は老若男女にかかわりなく、 全て平等に与えられています。 「時」を上手に管理できない人は、人生もうまく管理できないということです。 「時は縮まっている。だから<トキ>を生かして用いなさい」 トキを生かすことです。 -
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石地の魂にならないこと
新しいことにすぐ夢中になるが、困難に遭うとすぐ熱も醒めてしまう… これを「石地」の魂といいます。 石地とは石の上に薄く覆われた砂地です。 ここに種が落ちると、土が太陽熱で早く暖まるために発芽は早いが 土が深くないために養分と水分を吸収しようとしても根が張れずすぐに枯れてしまいます。 -
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なぜ悪いことばかり――
善いことをしたいのにそれができない、 逆に悪いことばかり起こってくる…… これは心の「法則」に肉の「法則」が戦いを挑んでいる証拠です。 心の善に対して、肉の魔が邪魔を・妨害をなしているのです。 それほど肉の動物本能が強いと言う事です。 -
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悪い木は良い実を結ばない
結果には原因がつきものです。 あなたが不機嫌に奥さんを怒鳴りちらす、奥さんは子供に八つ当たりする、 八つ当たりされた子供は不注意でトラブルに巻き込まれる―― まさに、あなたの一言が原因となって不幸をうみだす。 ――怒鳴り散らし・八つ当たりし・トラブルに巻き込まれる、 「魂」の暴発を押さえ込む「心」の努力がなされていないからです。 -
新100選
あなたは代理戦争の器
したい事ができない……これは当然なことです。 あなたの「魂」は悪の力と、善の力との、取りあいっこなのです。 単純です。不幸は悪の力が勝つこと、幸福は善の力が勝つ事です。 『わたしたちの戦いは、血肉に対する闘いではなく、もろもろの支配とヤミの世の主権者 また、天上にいる悪の霊に対する戦いなのである……人間ではなく』 人間とはその「間」に何を置くかです。 間に悪を入り込ませれば悲しみです。 善で間を固めて悪が入り込まないようにすると、 喜びと幸いにつながります。 私たちは、善・悪の代理戦争の器です。 -
新100選
金の五教訓
あなたが金に苦労するのは当然です。 人は金のいのち・働らき・目的を知りません。 ただ金を得ることと、金を使うことのみにしか関心がないからです。 金の道を備えよ、その道筋をまっすぐにせよ、 とまずあなたの魂に語りかける事です。 -
新100選
エロスかアガペーか
酔った勢いで相手と口論し、とんでもない結果に陥るのが我ら「人間」です。 これはアルコールが大脳の脳幹部にある網様体という部分を麻痺させるからです。 網様体が麻痺すると、理性をつかさどる大脳皮質の活動が低下し 抑えられていた大脳辺縁系(本能や感情をつかさどる)の新皮質活動が活発になります。 それらは不安や緊張をとき放ち、大きな壮大な気分をもたらせてくれます。 つまり、普段陰に隠れていた本能が明るみに出される…ということです。 あなたは、理性のタガが外れ「喧嘩馬」になりがちです。 また、本能が解き放たれ「恋の暴れ馬」にもなりがちです。