両刃の剣が身体の中に

私たちの身体には外敵を見極める「神経系」

異物の侵入と戦う「免疫系」細胞同志の活性化を図る「ホルモン系」

と、それぞれが役割分担で「恒常性」を保っています。

傷つけられても壊れない、壊されても元通り回復する

このメカニズムが人の身体には与えられています。

この回復システムが崩れ去るのは、上の三つの系統の調和がなされていないこと

心・魂・身体がアンバランスだということです。

身体の器官を動かすのは脳細胞、脳魂を動かすのは心細胞、

つまり、身体・魂・心の相互作用がないところには

癒しと回復のシステムが働らきません。

からだを楽にしようと思うと、それが「怠」になり

魂を楽しませようとすると「悪習慣」に陥る…

まさに、人は両刃の剣をかかえているようなものです。

「神の言は生きていて力があり、
    もろ刃の剣よりも鋭くて、志と思いとを見分ける」

二心の者になるな、ということです。