相手の顔はよく見えますが、自分の顔は自分で見ることができません。
相手の思いはよく判りますが、ほんとうの自分は自分でも分からないものです。
分からないのを判ろうとするから、思いわずらいがうまれます。
つまりストレス(stress)――
ストレスは思い煩いの結果症状です。
光をもたずにヤミの中に入っていくようなものです。
光とは「今日を精一杯生きる」ことです。
この確信をもっている人は「おもいわずらう」ヒマなどありません。
「生活・人生管理」もこの確信と技術のうえになりたつものです。
「一日の苦労はその一日で足れり――」です。
ここで大きな問題点が、それぞれの「管理」が自分だけのもの、
自己本位・自己中心のもので占められるということです。
自分だけを見つめる管理ゆえ「思い煩う」ものです。
相手をみつめることです。
相手を思ってあげると、あなたの煩いは消え去ります。
[the_ad id=”2922″]