たとえば、ブドウの実を芳醇な味とするために、たえずムダな枝を刈りとります。
余分な枝や葉は幹の栄養分がよりいっそう「実」に集結するためにとり除かれます。
つまり、役に立たないムダなものは省かれるということです。
そのためには、枝はしっかりと幹に結びつかなければなりません。
雨・風に耐え多くの実や花をさかせるにはしっかりと幹に結びついた枝だけが、
その役目を果たすことができます。
あなたもしっかりと家庭・職場に結びついていますか。
浮き草のように浮かれて根無し草とならないことです。
ブドウの枝のように役に立たないものは捨て去られます。
しっかりと「心」にむすびつくことです。
人間関係のムラ・仕事関係のムリ・金銭関係のムダ、徹底的に省きましょう。
仕事の実・生活の実を刈り取る「種」をたえずまくことです。
たゆまないでいるとトキがくれば刈り取るようになります。