「あらゆるコンピューターがネットワークに接続された状態で、
誰もが、いつでも、どこでも情報にアクセスできる状態」
つまりユビキタス・コンピューティングは、
パソコン、情報家電、PDAなどがネットワークで接続され、
いつでもどこでもコンピュータを利用できる環境のことです。
しかし、 語源はラテン語で
「いたるところに神存在する。(偏在)」という意味で、
本来はユビキタス(Ubiquitous)とは、元々は神学用語で、
唯一の神が遍在する(空間に制約されない、
こに行っても逃れられない、どこにでもいる)という意味だそうです。
したがって、「情報いずこにもあり」この用語の使い方も「人間社会」に即した
「勝手解釈」だとも言えます。
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もろもろの天は神の栄光をあらわし大空は
み手のわざをしめす。この日は言葉をかの日
につたえこの夜は知識をかの夜につげる。
話すことなく語ることなくその声も聞こえ
ないのにその響きは全地にあまねく。その言
葉は世界のはてにまで及ぶ。
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つまり、「言葉」であらせられる「御子」
を、世界の果てからはてまで宣べ伝えること
ができる「時代」となったのです。どうして
この「武具・武器」「道具・用具」をなおざ
りにしていいものでしょうか。
「御名」を知らず・識り得ず・しろうとも
しない幾千万の「魂」が滅んでいきます。
「御名」を知らされた者の責務と特権は大い
なるものがあります。
ユビキタス――この「意味」をじっくりと
ひもどきつつ、福音宣教の「みわざ」に励み
たいものです。