「時」にかなったコトバ

よく聞いてあげることはよく理解してやること、

よく理解できる言葉は「時」にかなったコトバとなります。

ちょうどよい時に、良いコトバを語れることはすばらしいことです。

迷っている・悩んでいる・タメラッテいるときに、

必要に応じてアドバイスできることは、まさに「黄金のコトバ」です。

しかし、言葉は突然に語られるものではありません。

「言の葉」というように一枚一枚の積み重ねです。

すなわち「人生」のつみ重ねです。

葉っぱ同様、言葉にも「重さ」「軽さ」があるものです。

聞いている人・相手の徳となるものを、絶えず心がけている人は重い葉、

一方、俗悪なムダ話や愚にもつかぬ冗談ばかりにあけくれている葉は、最低の「軽人間」です。

愛がなくとも与えることはできます。

しかし、与えなければ愛とはなり得ません。

愛の心をもって、コトバも与えたいものです。

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