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新100選朽ちるものではなく朽ちない物を
ビジネス社会において、成功は人に勝つ事、勝利は自分に克つことです。 人に勝って自分に負ける者が「敗残者」「不幸者」となります。 さて、両方に打克つ・勝つには? 「あなたは知らないのか。競技場で走る者はみな走りはするが、 賞を得る者はひとりだけである。 あなたがたも賞を得るように走りなさい。 -
新100選最善は偽善に通じる
今日もイヤな一日だった、と悔いを残してはいけません。 人間はだれでも「完全」「完善」ではありません。 神・仏ではありません。 だから人間には完全・善をなす力がないのです。 ヒトの為す善は「最善」ではなく「次善」です。 つまり、善は偽善に陥りやすいということです。 -
100選コップの水を流すこと
コップの水は満杯になると、それ以上入りません。 そのままにしておくと腐り出します。 腐らず絶えず流れ […] -
新100選世の悲しみは死をもたらす
魂の悲しみは死をきたらせます。 心の悲しみは悔い改めに導かれ、喜びに変えられます。 魂の悲しみは、怒り・憎しみ・呪いに基づくものです…… いつも欠点ばかり探している眼、いつも不平の種ばかり探している耳、 いつも悪意や敵意だらけの言葉を探す舌、 与えられたものを喜ばず、無いもねだりばかりする魂…… -
新100選少年犯罪は「人類」の罪
いわれもなく暴れだし、わけもなく人を殺す…… 少年犯罪の多くが、心理・病理学的にその原因を解き明かすことができません。 これは当然のコトです。 人類が自らまいた罪の実です。 「人はそのまいたものを刈り取ることになる」 この真理が現実となっただけです。 -
100選なぜ「苦労」するのだろう
「苦労する」とは、次の九つのことを人が手にすることが、難しいということです。 まず、愛・喜び・平安、つぎに、寛容・親切・善意、そして、誠実・柔和・自制です。 人に「愛と喜びと平安」を与えるのは容易ではありません。 -
100選「いつか」が明日を失う
新聞・雑誌の切り抜き、旅行のときのスナップ写真、返事を要する手紙―― いつかまとめて処理しようと溜め […] -
100選元手をつくれないあなた――
資金が資本となり、資本が資産となり、資産が「財産」となっていく―― 金づくりは元手づくり・資金づくり […] -
新100選望みの先取り
信念とは、望んでいることを確信し、まだみていない事実を確認することである……今日・望んでいることが現実となり、明日隠されている事実が現実となること、すなわち、信念による「事実」の先取り約束です。信念の魔術であり悪の魔ではありません。善の「マ」が真実を事実に、事実を現実になすということ。 -
新100選毎日が奇蹟なのです
私に奇蹟が起こるはずがない――そんなに、フテ腐れるものではありません。 あなたにも毎日「奇蹟」がおこっているのです。 すなわち、あなたが今日一日無事でいられたことが奇蹟なのです。 事故・不慮の災害・病魔の襲撃、多くの人がイマこの瞬間にも、 その力に捕えられ地獄で苦しんでいます。 -
新100選第一のものを第一に
「そんな事できるはずがない」第一のものが、第二・第三・第四になる言葉です。第一のものを「第一」にしない私たちの生活は第二・第三のもので占められます。 -
100選アラ探しはいけない
人のアラ探しはいけません。 自分もそうされないためです。 あなたが接するのと同じ態度で相手も接してきます。 私たちが人を裁くことをはじめるとき、 その生活は冷笑・高慢・怒り・憎しみの満ちあふれる生活に変っていきます。 人は自分のまいたものを刈り取るようになっています。 いつもトゲトゲしい言葉ばかり使っていると、 -
100選与え返される体験を
金があれば・時間があれば・疲れてさえいなければ―― 相手に金を・時間を・力を分け与えるのだが、との思 […] -
100選難問が余裕をうむ
あなたに難問が押し寄せたとき、心からそれを「感謝」することです。 なぜなら、そのお蔭で「現実」をしっかりと見極められるからです。 不安・心配・怖れ……悩み・苦しみ・悲しみ、これらは、 私たちがこの世に生きている限り、無くなるものではありません。 したがって、これに、どう打ち克つかの道を探りだすことです。 -
100選「なぜ」ではなく「どうするか」
「なぜ」ではなく「どうするか」を私たちの生活・人生信条にしたいものです。 なぜ、苦しみがあるのか・なぜ、私だけが不幸なのか、なぜ、人は死ぬのか―― これは人間の理解を超えた事由であり、原因・結果も無限であり無窮なのです。 -
新100選百害あって一利なし
楽観は「心情」に属し・悲観は「感情」に属する…… つまり、絶えず心配をするのは「魂」、反対に望みをもち続けるのが「心」 したがって思い煩いは「魂人間」のすることです。 -
新100選「時」は生きもの
「時間」は人生そのものです。 一日・24時間は老若男女にかかわりなく、 全て平等に与えられています。 「時」を上手に管理できない人は、人生もうまく管理できないということです。 「時は縮まっている。だから<トキ>を生かして用いなさい」 トキを生かすことです。 -
新100選石地の魂にならないこと
新しいことにすぐ夢中になるが、困難に遭うとすぐ熱も醒めてしまう… これを「石地」の魂といいます。 石地とは石の上に薄く覆われた砂地です。 ここに種が落ちると、土が太陽熱で早く暖まるために発芽は早いが 土が深くないために養分と水分を吸収しようとしても根が張れずすぐに枯れてしまいます。 -
新100選なぜ悪いことばかり――
善いことをしたいのにそれができない、 逆に悪いことばかり起こってくる…… これは心の「法則」に肉の「法則」が戦いを挑んでいる証拠です。 心の善に対して、肉の魔が邪魔を・妨害をなしているのです。 それほど肉の動物本能が強いと言う事です。 -
100選理・知性のもろさ
「知性が腐って真理にそむく」 あなたが信奉している理性・知性などは本能の嵐の前にはまことにもろいものです。 本能は真理に逆らうものです。 してはいけない事の取り決めの究極に真理はあります。 したがって、真理は理・知性ではとらえられないものです。 とらえた、と錯覚するところに腐れ現象が広がりはじめます。 自分だけが絶対正しいとする知性論者が魂の崩壊現象を起こすのも当然です。 いらいら・不安の種はどこにでも転がっています。 映画館・公演会での隣人のおしゃべり、注意をすると争いが起きます。 -
新100選悪い木は良い実を結ばない
結果には原因がつきものです。 あなたが不機嫌に奥さんを怒鳴りちらす、奥さんは子供に八つ当たりする、 八つ当たりされた子供は不注意でトラブルに巻き込まれる―― まさに、あなたの一言が原因となって不幸をうみだす。 ――怒鳴り散らし・八つ当たりし・トラブルに巻き込まれる、 「魂」の暴発を押さえ込む「心」の努力がなされていないからです。