第一のものを第一に

First thing first

「そんな事できるはずがない」

第一のものが、第二・第三・第四になる言葉です。

第一のものを「第一」にしない私たちの生活は

第二・第三のもので占められます。

その結果数多くの「悲劇」「死劇」が始まります。

「できない」ことを「やってみる」ことです。

それにはやる「力」が必要です。愛という「ちから」です。

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     『愛は寛容であり、愛は情け深い。またね
    たむことをしない。愛は高ぶらない、誇らな
    い、不作法をしない。
     自分の利益を求めない。いらだたない、恨
    みをいだかない。
     不義を喜ばないで真理を喜ぶ。そして、す
    べてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、
    すべてを絶える。
     愛はいつまでも絶えることがない』

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     愛はきわめて忍耐強く親切です。愛は決し
    てねたみません。自慢せず高慢になりません。
     思いあがらず自分の利益を求めず、無礼な
    ふるまいはしません。

     また、人に恨みをいだかず、人から悪いこ
    とをされても気にしません。だれかを愛する
    人は、どんな犠牲を払っても誠実であろうと
    します。

     「自分の利益だけを求める」家庭・学校・
    社会教育が、全てのものを「愛の不毛者」と
    してしまったのです。

     若者を責めてはいけません。あなたもその
    社会構造の一人なのです。第二・第三のもの
    でお茶を濁した結果です。

     ――主よ、この者の「無愛」をお赦しくだ
    さい。「人間愛」ではなく心から愛せる「神
    間愛」をください。

First thing first