新しいことにすぐ夢中になるが、困難に遭うとすぐ熱も醒めてしまう…
これを「石地」の魂といいます。
石地とは石の上に薄く覆われた砂地です。
ここに種が落ちると、土が太陽熱で早く暖まるために発芽は早いが
土が深くないために養分と水分を吸収しようとしても
根が張れずすぐに枯れてしまいます。
何かを始めても決して完成しない人のことです。
「真理の言を聞くとすぐに喜んで受けるが、
その中に根がないのでしばらく続くだけであって
困難や苦難が続くとすぐにつまづいてしまう」
石地の魂になってはいけません。
土を深く掘り下げ、小石をとりのけ真理の言がゆっくりと根を張り
十分な養分をとれるようにしてあげることです。
それには、不道徳・不節制な生活が一番の害悪です。
善い言葉を受肉するには、脳細胞を清め・潔め・聖なるものとしてやることです。