楽しみと喜びを混同しない事

mother

あなたは「しあわせ」ですか?―――

お金が一杯あり、時間も十分にあり、からだも健康・申し分ない――

欲しいものが買えて楽しい、行きたい所にいけて楽しい。

まことに結構なことです。

これは楽しみであり、喜びではありません。

楽しみは「しあわせ」のほんの一部分なのです。

買ったあとの虚しさ、旅のあとの寂しさ喜びが伴なっていない何よりの証拠です。

楽しむことはできても喜ぶことができない、これが人間の最大の「不幸」です。

お金があり時間もあると、この世の全てが自分の自由となり、

最大の幸福状況になれるものだと人は考えます。

また、その欲求達成のために「生活」をしているものです。

しかし、お金があり余って孤独の内に死んだ人。

時間があり過ぎて、生きる意欲を失なった人。

これらの人々は「物は与えられたが心を失なった人々」なのです。

幸せとは与える喜びを知ること!

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