怠け者のむくい

思いが言葉となり、言葉が行ないとなって「実」を結んでいきます。

実を結ばないものを「空論」といいます。

それは、虚しく無になっていくものです………虚無。

「人はその口の実によって幸福になり、人の手のわざはその人の身に帰る。

口を守る者はその命をまもる。

くちびるを大きく開き、ムダ口をたたく者には滅びがくる」

会議などでの空論・虚論はさけることです。

自分の愚をみせびらかすものではありません。

思いと言葉と行ない、それが一致しないのが人間です。

しかし、一致の努力をするのも人間です。

その努力を放棄した人が空論・虚論の虜になります。

それは思いに実が入っていない事です。

自分のことばかりで、相手の実が入っていない事です。

思いに実が入れば行動は実ります。

自己本位の願いは求めても得られません。

相手の事を思い働らく者は、豊かに満たされます。
 
空論は怠け者の「論理」です。