-
新100選
心の根
彼は水のほとりに植えられた木のようになり 川の流れにその根を張り 暑さが来ても恐れず その葉は常に青く茂っている。 日照りの年も憂えることなく 絶えず実を結ぶ。 -
新100選
毒性思考の支配から逃れよう
あなたの舌をおさえて悪を言わせず、あなたのくちびるをおさえて偽りを言わすな。 悪を離れて善をおこない、やわらぎを求めて、これを努めよ -
新100選
「願い」は「祈り」です
昨日が今日に続き、今日が明日に連なっていく…… この連鎖反応が人生であって、その根底に流れているものは「願い」です。 昨日よりも今日を、今日よりも明日をと、より良い生活を願うのが人間です。 したがって、生活の基底が願い・望み・求める行為となり、「祈り」になるのは当然です。 祈りを「宗教行為」などと無知なことを言ってはいけません。 -
新100選
怒りは全てをダメにする
怒ったときは何事も正しく分別をもって処理することはできません。 怒りは憤りとなり、憤りは悪意となり、悪意は呪いとなります。 根にもつ怒り・いつまでも覚えていて、忘れようとしない怒りは 和解を拒む怒り・復讐の怒りに変わっていき、手のつけられぬ炎となります。 -
新100選
100年計画を建てよう
さあ、一日の始まりです。今日の計画はたてましたか。 1日の計画は1週間の計画。 1週間の計画は1ヶ月の計画。 1ヶ月の計画は1年の計画があってはじめて生きるものです。 1日に為す事のできるものは限られています。 「やるべき事」は数多くありますが、大切な事・大事な事は数少ないものです。 -
新100選
舌の持つ力
私たちは普段、自分の舌(口)から出る言葉にあまりにも無頓着な時があります。 話し言葉にしろ、書き言葉にしろ、憎しみ・怒り・疑い・不満・憤りなどの負の感情に支配された破滅的な言葉は、たとえ小さな火種であっても豊かな森を焼き尽くすほどの威力を持っています。今の時代はSNSやネット、ニュースや紙面を通じて瞬く間に火の手は拡がりそれを消すことは容易なことではありません。 自らの舌を制御できない者は、周囲の怒りをかき立て、親しい友は去り 世間から後ろ指を指され、愚者のレッテルを貼られます。 -
新100選「はい」が「いいえ」にならないように
「はい」と調子よく口では言いながら 実際の行動が「いいえ」になっている… 誰もが無意識のうちに振り出す空手形が 人間関係を不渡りにすること、少なからずあるものです。 慌ただしさに紛れたり、気乗りがせずについつい後回しにしてしまう。 悪意がないから一見無害に思えてしまい、自分自身に言い訳を許す悪循環… 「はい」という言葉には、重みがあることをまず自覚しましょう。 -
新100選自分が責めをうけないために
「売り言葉に買い言葉」 「目には目を歯には歯を」 やられたらやり返せ… 人間の脳に埋め込まれた魂細胞の応酬話法です。 不快情報には不快反応を、快情報には快反応を示すのが 魂に刻み込まれた遺伝情報です。 これに対し不快情報に快反応を示し得るのが魂の奥にある「心細胞」です。 -
新100選「時」は生きもの
「時間」は人生そのものです。一日・24時間は老若男女にかかわりなく、全て平等に与えられています。「時」を上手に管理できない人は、人生もうまく管理できないということです。 -
新100選感情より、心情を
人間だから感情があり、感情があるから喜・怒・哀・楽がほとぼしりでます。 感情は魂です。 心情は心です。 怒り憎しみ呪いは感情です。 愛・喜・平安は心情です。 真実を求めるには心情を語ることです。 -
新100選病と仲良くなる
病は気のあらわれ、悩みや不安があると胃が痛むものです。 しかし、胃を切り取っても心の悩みである「不安」を切りとらなければ 「病」は別な形で肉体にあらわれます。 つまり、病気とは健康を回復させるための警告症状です。 -
新100選古い金と新しい金
借金をする人は、悪い行いがいつまでも改められない人です。 古い習慣・悪癖・悪欲にとらえられて、反省もなく悔い改めもない人が、 いつまでも借金地獄の中に閉じ込められています。 「金」はウイルスの塊まりです。 善・悪ともどもの細菌が一杯からみついています。 禁じられたものを開いてくれるのが金です。 -
新100選朽ちるものではなく朽ちない物を
ビジネス社会において、成功は人に勝つ事、勝利は自分に克つことです。 人に勝って自分に負ける者が「敗残者」「不幸者」となります。 さて、両方に打克つ・勝つには? 「あなたは知らないのか。競技場で走る者はみな走りはするが、 賞を得る者はひとりだけである。 あなたがたも賞を得るように走りなさい。 -
新100選最善は偽善に通じる
今日もイヤな一日だった、と悔いを残してはいけません。 人間はだれでも「完全」「完善」ではありません。 神・仏ではありません。 だから人間には完全・善をなす力がないのです。 ヒトの為す善は「最善」ではなく「次善」です。 つまり、善は偽善に陥りやすいということです。 -
新100選世の悲しみは死をもたらす
魂の悲しみは死をきたらせます。 心の悲しみは悔い改めに導かれ、喜びに変えられます。 魂の悲しみは、怒り・憎しみ・呪いに基づくものです…… いつも欠点ばかり探している眼、いつも不平の種ばかり探している耳、 いつも悪意や敵意だらけの言葉を探す舌、 与えられたものを喜ばず、無いもねだりばかりする魂…… -
新100選少年犯罪は「人類」の罪
いわれもなく暴れだし、わけもなく人を殺す…… 少年犯罪の多くが、心理・病理学的にその原因を解き明かすことができません。 これは当然のコトです。 人類が自らまいた罪の実です。 「人はそのまいたものを刈り取ることになる」 この真理が現実となっただけです。 -
新100選望みの先取り
信念とは、望んでいることを確信し、まだみていない事実を確認することである……今日・望んでいることが現実となり、明日隠されている事実が現実となること、すなわち、信念による「事実」の先取り約束です。信念の魔術であり悪の魔ではありません。善の「マ」が真実を事実に、事実を現実になすということ。 -
新100選毎日が奇蹟なのです
私に奇蹟が起こるはずがない――そんなに、フテ腐れるものではありません。 あなたにも毎日「奇蹟」がおこっているのです。 すなわち、あなたが今日一日無事でいられたことが奇蹟なのです。 事故・不慮の災害・病魔の襲撃、多くの人がイマこの瞬間にも、 その力に捕えられ地獄で苦しんでいます。 -
新100選第一のものを第一に
「そんな事できるはずがない」第一のものが、第二・第三・第四になる言葉です。第一のものを「第一」にしない私たちの生活は第二・第三のもので占められます。 -
新100選百害あって一利なし
楽観は「心情」に属し・悲観は「感情」に属する…… つまり、絶えず心配をするのは「魂」、反対に望みをもち続けるのが「心」 したがって思い煩いは「魂人間」のすることです。 -
新100選「時」は生きもの
「時間」は人生そのものです。 一日・24時間は老若男女にかかわりなく、 全て平等に与えられています。 「時」を上手に管理できない人は、人生もうまく管理できないということです。 「時は縮まっている。だから<トキ>を生かして用いなさい」 トキを生かすことです。