あなたに難問が押し寄せたとき、心からそれを「感謝」することです。
なぜなら、そのお蔭で「現実」をしっかりと見極められるからです。
不安・心配・怖れ……悩み・苦しみ・悲しみ、これらは、
私たちがこの世に生きている限り、無くなるものではありません。
したがって、これに、どう打ち克つかの道を探りだすことです。
「いろいろな試練にあう場合、それを非常に喜ばしい事と思いなさい。
難問が試されることによって、忍耐が生み出されるからである」
勝利の道は忍耐です。
艱難は忍耐をうみ、忍耐は練達をうみ、練達は「余裕」をうみだします。
「余裕」が出ればシメたものです。
時の余裕、力の余裕、財の余裕がでてきます。
この余裕を日常生活の全てに活かしていくことです。
不安・心配・怖れが無くなるのではありません。
「余裕」の力をもってそれに打ち克つ「力」が与えられるということです。
