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100選思い煩わないこと
気が病めば「からだ」も病みます。 ストレスが胃に穴をあけるのも生理学の定説です。 例えば、持たない人は「持ちたい」ことを願う、 持っている人は「失なう」ことを怖れ夜もおちおち眠れない。 双方ともに心の平安がないからです。 平安とはゆだねること、人にゆだねるのではありません。 人間関係のもつれで迷いは一層深みにはまります。 「人間関係以外のもの」に心をゆだねることです。 平安は地にはありません。 -
Uncategorized死ぬほどの悩みはない
不安と心配――これがダブルショックで襲うのが「思いわずらい」です。 私たちは、今まで耐えられないと思うことをよく耐え、もう駄目だと思うときにも、 どうにか行き抜いてきたものです。 この試練をのりこえ、訓練を耐え忍んだのですから、断固とした「悟り」を得るべきです。 -
100選悪のそそのかしに負けぬこと
酒のサカナをよりお美味しくするものが、人の悪口です。 興味と関心をそそるのも人の噂、それに尾ビレ背ビレがついて 真実にほど遠い「人間像」ができ上っていきます。 悪い言葉を一切口に出してはならない――あなたが悪口を言われないためです。 人間間係のモツレはただこの「噂」の一言につきます。 悪口を言われたくなければ、あなたも人の悪口をいわないこと。 この単純な真理を日常生活の中に定着させることです。 -
新100選あなたのブラックホール
人は心に光を与えられています。 その光は魂を照らし出すためです。 魂細胞はブラックホールです。 あなた自身は、そのヤミの深さを悟り得ることはできません。 -
新100選金儲けは与えること
少ししか播かない者は少ししか刈りとれず、豊かにまく者は豊かに刈りとる事になる…… 金儲けが嫌いな人はいません。 みんな血なまこになって、儲けの道を探っています。 しかし、「オカネ」というものは、風のようなものです。 どう吹いてどう流れるか、多くの人がその道筋を捕えることはできません。 -
100選全てに疲れたとき
自分を見つめると疲れ果て、自分から関心をとり去ると「力」が溢れてくるものです。 この不思議な法則に多くの人は気付いていません。 不平・不満・愚痴のほとんどが自分を見つめることにその土台を置いています。 その結果、不信・不平・不満・という小さな石ころが、 その土台のうえに積み重なっていきます。 -
新100選心のモラルビタミン
カルシウム・タンパク質・ビタミン類が不足すると心身に不安症状がおこります。 とくにビタミンB1は別名「モラルビタミン」と言い、 この欠乏は興味・関心・熱意・活動力社会性などの喪失となります。 つまり、体力・魂力という気力が身体から消え失せることです。 魂は脳細胞の集合体です。 記憶・演算・分析細胞が衰えることです。 魂は貧しく弱く乏しい肉の器です。 -
100選迷いは当然・試練も当然
人はだれでも・いつでも迷っているものです。 なすべきこと・なすべきでないこと、 なすための方法・手段――迷いは当然です。 そのために人生があり試練があるのですから。 人には目標・人生には目的があるものです。 その目標・目的を達成するために「試練」の階段があります。 試練を嘆く人・試練にうち克つ人・試練を好機に変える人、さまざまです。 しかし、鉄が役にたつには、打ち鍛えられなければなりません。 -
100選愛を追い求めなさい
自分のために時間をとることは簡単です。 人のために時間をとることは出来にくいものです。 そして、愛するための「時間」をとることは、もっとむずかしいものです。 お父さん、今日・一言でも心のこもった言葉を息子にかけましたか。 お母さん、日常の惰性ではなく、真剣に娘のことを心にかけてくれましたか。 -
100選喜びの「実」をふやす
ぶどうの実は、ぶどうの木につながっていなければ、自分だけでは実を結ぶことができません。 「いのち」も生命の元木に、「喜び」もよろこびの元木につながって いなければ、新鮮ないのち・豊かな喜びは溢れでません。 「私はぶどうの木、あなたがたはその枝である。 もし人が私につながっており、また私がその人とつながっておれば、 その人は実を豊かに結ぶようになる」 いのちの・喜びの元木は「心」です。 さあ今朝も、仕事・生活・人生のはじまりを、心の祈りをもって始めましょう。 -
100選一番おそろしい「真理」
一番怖ろしい「真理」―― それは、自分は「無知」であり「無能」であり「無力」であることを、 心から認めることです。 世の先達は、みなこの「真実」を会得した人々です。 無知であるから争わない・無能であるから戦わない・無力であるから無理強いをしない 自分の平安が相手の平安となる、ことをよく知った人々です。 これは「自我」という固い心を捨て去ることからはじまります。