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慰められるのではなく「慰める」
私は落胆しない。 たとえ、 私の「外」なる人は滅びても「内」なる人は日ごとに新しくされていく―― これは、進行性ガンに犯された老婦人が、毎朝「魂」に語りかける言葉です。これを心コトバと言います。 「心はいかなる艱難の中にいる時でも、わたしたちを慰めてくださり、 私たち自身もあらゆる艱難のなかにある人々を、慰めることができるようにして下さるのである」 -
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なぜ「苦労」するのだろう
「苦労する」とは、次の九つのことを人が手にすることが、難しいということです。 まず、愛・喜び・平安、つぎに、寛容・親切・善意、そして、誠実・柔和・自制です。 人に「愛と喜びと平安」を与えるのは容易ではありません。 -
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アラ探しはいけない
人のアラ探しはいけません。 自分もそうされないためです。 あなたが接するのと同じ態度で相手も接してきます。 私たちが人を裁くことをはじめるとき、 その生活は冷笑・高慢・怒り・憎しみの満ちあふれる生活に変っていきます。 人は自分のまいたものを刈り取るようになっています。 いつもトゲトゲしい言葉ばかり使っていると、 -
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エロスかアガペーか
酔った勢いで相手と口論し、とんでもない結果に陥るのが我ら「人間」です。 これはアルコールが大脳の脳幹部にある網様体という部分を麻痺させるからです。 網様体が麻痺すると、理性をつかさどる大脳皮質の活動が低下し 抑えられていた大脳辺縁系(本能や感情をつかさどる)の新皮質活動が活発になります。 それらは不安や緊張をとき放ち、大きな壮大な気分をもたらせてくれます。 つまり、普段陰に隠れていた本能が明るみに出される…ということです。 あなたは、理性のタガが外れ「喧嘩馬」になりがちです。 また、本能が解き放たれ「恋の暴れ馬」にもなりがちです。 -
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人は人を愛せない
自分を愛するものを愛することは、たやすいことでありだれにもできることです。 さて、あなたは自分を愛してくれない人を愛することができますか。 家庭はともかくとして、職場での人間関係のツマズキの99%はお互いの好き嫌いです。 あの人がどうのこの人がどうの、とのいがみ合いの愛憎劇が職場の士気を台無しにしてしまいます。 これは人間が完全に愛し合えるものだとの錯覚がしからしめるものです。 人間は人間を完全に愛することはできません。 たとえば、あなたを呪う人を愛せますか、あなたに害を加える人を好きになれますか。 敵のために祈ってあげるという行為は人間には不可能です。 -
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塩で味つけられた言葉
よりよい人間関係…… 相手との調和を願うなら、あなたがまず「地の塩」となる事です。 塩は周りの「味」を引き立たせ、それぞれの「味」に調和を与えます。 家庭・学校・職場で最も必要とされるのがこの「塩味」です。 その塩味を出すのが次の言葉です…… -
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偏差値をぶっとばそう
この世は偏差値・学歴差値・企業差値によって 社会構造が組みたてられています。 「あの人は生まれが良いから」「あの人はいい学校を出ているから」 「あの人の会社は一流だから」 管理社会に育まれた価値判断が優先します。 その結果が自己卑下です。 良い学校・会社の人はたまさか記憶・演算分析細胞が、 あなたより少し優れていただけです。 -
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売れる心づくり
企業の命題は絶えざる「新製品」づくりです。 その手法を「マーケテイング」と呼び、その理論・実践・展開 […] -
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子供への最高のプレゼント
真理は単純です。現実は複雑です。 さらにそれを複雑にするのが「人間関係感情」親子関係しかりです。 たとえば、子供への一番のプレゼントは、お金やモノではありません。 もち論、あなたの愛情ですが、子供への愛よりも、父親が母親を愛すること、母親が心から父親を愛することです。 「愛しなさい、そうすれば、あなたも愛されます」 真理は単純です。相手を愛することです。 愛してもらうことだけを要求する、現実人がふえています。 まず愛する事です。 -
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「哲学」では救われない
哲学とはヒトの思いの「体系」です。 論理はあっても愛はありません。 分析はありますが救いがありません。 コトバはあっても力がありません。 命がないからです。 -
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朝の挨拶が奇蹟をうむ
今朝心をこめて「お早ようございます」と相手に言葉をかけましたか。 挨拶は相手との交わりに入る心の扉のノックです。 交わりが平安であることが「幸福」の第一条件です。 夫婦・親子・友人の交わり――交わりと関わりが強くなるほど、 人々はしあわせを積み上げていくものです。 とくに朝のアイサツはその日・一日の行方を決める大事な言動です。 朝起きの不機嫌は本人よりも周囲の人間に害をおよぼします。 それには、悪い言葉・悪意ある言葉をいっさい口にしないことです。 逆に人の徳を高める言葉、相手の益となり助けとなるコトバを語り、 相手の喜びとすることです。 -
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無愛を悲しむこと
人の愛は利害・打算・計算にその基をおいています。戦いや争いはその計算・計画が外れ、 自分の思いどうりの結果を、得ることができなかったことに、因を発する闘争です。 動物愛には計算がありません。悲しむべきことには、 人間の愛だけがその悪賢さを内に秘めています。 -
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思い煩わないこと
気が病めば「からだ」も病みます。 ストレスが胃に穴をあけるのも生理学の定説です。 例えば、持たない人は「持ちたい」ことを願う、 持っている人は「失なう」ことを怖れ夜もおちおち眠れない。 双方ともに心の平安がないからです。 平安とはゆだねること、人にゆだねるのではありません。 人間関係のもつれで迷いは一層深みにはまります。 「人間関係以外のもの」に心をゆだねることです。 平安は地にはありません。 -
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コトバは命です
コトバは与えるものです。 「お早う」との一言が和を創り環を育てていきます。 コトバを奪う人は和を乱し、輪を破壊していきます。 つまり、自分の事しか話題にしないし、相手の事に少しも関心を示さない人です。 挨拶は相手のことを案じてあげる心の表れです。 一方的話しや無言は相手を案ずるよりも、誤解と混乱の基をつくりだします。 ましてや、無言は時として誤解を生み出す数多くの要因をもっています。 誤解は無理解に連がります。 理解しようとないのは共同意識がないからです。 -
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死ぬほどの悩みはない
不安と心配――これがダブルショックで襲うのが「思いわずらい」です。 私たちは、今まで耐えられないと思うことをよく耐え、もう駄目だと思うときにも、 どうにか行き抜いてきたものです。 この試練をのりこえ、訓練を耐え忍んだのですから、断固とした「悟り」を得るべきです。 -
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あなたのブラックホール
人は心に光を与えられています。 その光は魂を照らし出すためです。 魂細胞はブラックホールです。 あなた自身は、そのヤミの深さを悟り得ることはできません。 -
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試練をのりきる力
ヒト・モノ・カネの支配がこの世の「試練」です。世にある以上この「力」に支配されるのがわたしたち「人間」です。試みがあって「忍耐」がうまれ、忍耐があって「練達」がうまれる――試練に打ち克つには、この忍耐と練達とを武器・武具とすることです。 -
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人から愛されたければ
人間とは、だれからも愛されたい「動物」なのです。 あなたも、きっと全ての人から愛されたい、との願望をもっている筈です。 しかし愛して欲しければ、愛さなくてはいけない、 という付帯条件があることを忘れてはいけません。 「愛すれば愛される」「与えれば与えられる」「許すなら赦される」 -
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幸せ者になりたければ
自分の一番大事な仕事を愛して、成功する人を「幸せ者」と言います。 仕事を愛さず、お金だけを愛する人を「不幸者」といいます。 お金は仕事を通して入ってきます。 だから入りやすい「門」を造ってやることです。 門は歓迎の門です、喜びの道です。 金の通る道筋を整え・備えをしてやることです。 金=欣、お金はよろこびです。 -
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愛を追い求めなさい
自分のために時間をとることは簡単です。 人のために時間をとることは出来にくいものです。 そして、愛するための「時間」をとることは、もっとむずかしいものです。 お父さん、今日・一言でも心のこもった言葉を息子にかけましたか。 お母さん、日常の惰性ではなく、真剣に娘のことを心にかけてくれましたか。 -
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100倍の力がでます
古来より人間の大問題は、非物質な心のでき事が、 物質である脳のニュウロンとシナプスに、なぜ作用するのだろうということです。 思いが言葉に、言葉が行動になっていくという、 この不思議を科学者も哲学者もいまだに解決できません。 コトバが「力」となることなど、科学では説明できません。 そのいい例が「火事場のバカ力」です。 常日頃、予想だにしない「力」がイザという時出るものです。 人生の「重荷」しかりです。