人の前では非常に愛想がよく、丁寧で言葉使いも気をつけるのに、
家では不機嫌にいろいろなものに当り散らす――
人の悪口ばかり言って争いのタネをまきちらす――
「おおよそ、魂からあふれることを口が語るものである」
やたらな言葉をやたらに吐くのは、やたらに石を投げるようなものです。
人の心はその人が話す言葉、投げる言葉によって知られるものです。
少し話をするだけで、その人の心がわかります。
親切で同情心に富むか、冷たく強情で自己本位の人間か、
おのずと判ってくるものです。
人はいつも話すことで、人格があらわれてくるものです。
人は一度口にした言葉の責任から、免れることはできません。
人を傷つける言葉、人を汚すことば、言葉は一度口を離れると
二度と戻らず、行く先々で人を傷つけます。
自分の言葉に責任を持てますか?
