この世は悪の支配下にあります。
悪とは殺人や強盗をすることではありません。
善をさせない「力」
善を根こそぎ奪い取る「力」です。
人の魂と心の間に「悪」が入ります。
すると、悪が魔となります。
「悪魔」は人格をもった生き物です。
人は悪を哲学や文学の理念・概念としか
受け止めませんから、実態を見抜けません。
たとえば誘惑です。
外から内から悪の誘いが襲ってきます。
よほどの「心」の武装をしないと、倒れ滅ぼされます。
それは悪魔を知らないからです。
悪を知らないということは、善を知らないということです。
善人とは悪の誘惑をのり超え、試練によって強くされた人です。
「愚かな者は心はないと言う。
彼らは腐れ果て不義を行い
善よりも悪を好み
誠を得るよりも偽りを得たがる」
これらの人々が悪に食いつくされます。
悪の魔を見すえることです。
「私を試みに遭わせず、悪よりお守りください」
と心に切に祈ることです。
必ず応答があります。
