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新100選
無愛を悲しむこと
できる限り謙虚で、かつ柔和であり、寛容を示し、愛をもって互に忍びあい、 新約聖書 エペソ人への手紙 第4章2節 人の愛は利害・打算・計算にその基(もと)をおいています。 戦いや争いは、その計算・計画が外れ自分の思いどうりの結果を得ることが出来なかったことに因を発する闘争です。 -
100選人だすけの「試練」
あなたがいろいろな試練に遇った場合、それをむしろ非常に喜ばしことと思うことです。 なぜなら、試練は「訓練」だからです。 悲しみがなければ、喜びは判りません。 苦しみがなければ、楽しみの意味を悟る事ができません。 悩み・苦しみ・悲しみは、生きることの意味を悟らせる道具・用具です。 体験し経験しなければ、実際には役に立たないものが数多くあります。 そのひとつが試練です。 -
100選難問が余裕をうむ
あなたに難問が押し寄せたとき、心からそれを「感謝」することです。 なぜなら、そのお蔭で「現実」をしっかりと見極められるからです。 不安・心配・怖れ……悩み・苦しみ・悲しみ、これらは、 私たちがこの世に生きている限り、無くなるものではありません。 したがって、これに、どう打ち克つかの道を探りだすことです。 -
100選理・知性のもろさ
「知性が腐って真理にそむく」 あなたが信奉している理性・知性などは本能の嵐の前にはまことにもろいものです。 本能は真理に逆らうものです。 してはいけない事の取り決めの究極に真理はあります。 したがって、真理は理・知性ではとらえられないものです。 とらえた、と錯覚するところに腐れ現象が広がりはじめます。 自分だけが絶対正しいとする知性論者が魂の崩壊現象を起こすのも当然です。 いらいら・不安の種はどこにでも転がっています。 映画館・公演会での隣人のおしゃべり、注意をすると争いが起きます。 -
100選不幸の扉を開けないこと
金が欲しければカネの扉を開くことです。 欲求だけが先走って、扉に至る道筋を見定めないから、いつまでも失望の連続です。 扉の中にはカネの真理が隠されています。 真理を導き出すには「原理」が必要です。 つまり、ドアを開くカギです。 それには、ビジネス原理・金銭原理・生活原理を整えることです。 原理とは「悪いことをしない」ということです。 -
100選悪のそそのかしに負けぬこと
酒のサカナをよりお美味しくするものが、人の悪口です。 興味と関心をそそるのも人の噂、それに尾ビレ背ビレがついて 真実にほど遠い「人間像」ができ上っていきます。 悪い言葉を一切口に出してはならない――あなたが悪口を言われないためです。 人間間係のモツレはただこの「噂」の一言につきます。 悪口を言われたくなければ、あなたも人の悪口をいわないこと。 この単純な真理を日常生活の中に定着させることです。 -
新100選自分の敵は「自分」
あなたの最大の「敵」は「あなた」なのです。 あなたの脳細胞は、あなたの心の働らきとは別な行動をとりたがります。 ヒトの「脳」はイヤな外部情報にはイヤ反応を、 嫌いな現実にはキライな反応をするように、造られています。 これは学習によって変えられる病理ではなく、 遺伝子に組み込まれた「人間本能」なのです。