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新100選言葉の重みを知ること
教訓を捨てる者は命を軽んじ、戎めを重んじる者は悟りを得る―― 教訓とは「為す」べきことを、いかに為すかであり 「為す」べきでないことを、いかに為さないかです。 -
新100選魂のコレステロール
相手の顔はよくみえても、自分の顔は自分で観ることができない… という「悲劇」を人は背負っています。 人のアラはよくみえるが、自分のアラは全然見えないということです。 イヤな自分の言動を自分自身で悟ることができないという「重荷」を人は背負っています。 -
新100選投資信託、新NISA、iDeCo…宝の蓄え所
昨今、老後不安を煽り、貯蓄や投資を勧める向きがある。 投資信託、新NISA、iDeCo…金融筋のプロから勧められるとどうしても心が動く。 そして、今は投資が基礎的な生活防衛の手段と思われているが過信は禁物です。 市場の大暴落で気がついたら元本も危うくなって、大損をする人も出ています。 お金は命の次に大切とも云われていますが それに拘り、アクセクし過ぎると人生を虚しくし、台無しにします。 -
新100選
承認欲求…自我と他我との闘い
人の評価や歓心を買うことばかりを、常に考えている人間は最終的に一番大切なものを見失ってしまいます。世間の流行に乗り遅れないようにとか社会的影響力のある存在に反論しないようにとか とかく周囲の眼を気にして、他人からの同調や賛同を得ることでしか自分の心の平安を保てなくなっている…これはもう「承認欲求の重症化」の域です。 -
新100選
最善は偽善に通じる
今日もイヤな一日だった、と悔いを残してはいけません。 人間はだれでも「完全」「完善」ではありません。 神・仏ではありません。 だから人間には完全なる完善をなす力がないのです。 ヒトの為す善は「最善」ではなく「次善」です。 つまり、善は偽善に陥りやすいということです。 -
新100選
言葉の重み~舌の奴隷にならないように
いのちを愛し、さいわいな日々を過ごそうと願う人は舌を制して悪を言わず、くちびるを閉じて偽りを語らず悪を避けて善を行い、平和を求めて、これを追え。新約聖書 ペテロの第一の手紙 第3章:10-11節 「舌を制する」という表現は、しばしば聖書において使われています。これを、ことわざ的に言い代えれば「口は災いのもと」ということになりますが、舌を制御することがいかに難しいことなのかは、失言によって信用失墜し窮地に追い込まれる政治家や著名人(芸能人含む)が後を絶たないのを見ても明らかです。 -
新100選
心の根
彼は水のほとりに植えられた木のようになり 川の流れにその根を張り 暑さが来ても恐れず その葉は常に青く茂っている。 日照りの年も憂えることなく 絶えず実を結ぶ。 -
新100選
怒りは全てをダメにする
怒ったときは何事も正しく分別をもって処理することはできません。 怒りは憤りとなり、憤りは悪意となり、悪意は呪いとなります。 根にもつ怒り・いつまでも覚えていて、忘れようとしない怒りは 和解を拒む怒り・復讐の怒りに変わっていき、手のつけられぬ炎となります。 -
新100選
100年計画を建てよう
さあ、一日の始まりです。今日の計画はたてましたか。 1日の計画は1週間の計画。 1週間の計画は1ヶ月の計画。 1ヶ月の計画は1年の計画があってはじめて生きるものです。 1日に為す事のできるものは限られています。 「やるべき事」は数多くありますが、大切な事・大事な事は数少ないものです。 -
新100選
舌の持つ力
私たちは普段、自分の舌(口)から出る言葉にあまりにも無頓着な時があります。 話し言葉にしろ、書き言葉にしろ、憎しみ・怒り・疑い・不満・憤りなどの負の感情に支配された破滅的な言葉は、たとえ小さな火種であっても豊かな森を焼き尽くすほどの威力を持っています。今の時代はSNSやネット、ニュースや紙面を通じて瞬く間に火の手は拡がりそれを消すことは容易なことではありません。 自らの舌を制御できない者は、周囲の怒りをかき立て、親しい友は去り 世間から後ろ指を指され、愚者のレッテルを貼られます。 -
新100選「はい」が「いいえ」にならないように
「はい」と調子よく口では言いながら 実際の行動が「いいえ」になっている… 誰もが無意識のうちに振り出す空手形が 人間関係を不渡りにすること、少なからずあるものです。 慌ただしさに紛れたり、気乗りがせずについつい後回しにしてしまう。 悪意がないから一見無害に思えてしまい、自分自身に言い訳を許す悪循環… 「はい」という言葉には、重みがあることをまず自覚しましょう。 -
新100選自分が責めをうけないために
「売り言葉に買い言葉」 「目には目を歯には歯を」 やられたらやり返せ… 人間の脳に埋め込まれた魂細胞の応酬話法です。 不快情報には不快反応を、快情報には快反応を示すのが 魂に刻み込まれた遺伝情報です。 これに対し不快情報に快反応を示し得るのが魂の奥にある「心細胞」です。 -
100選慰められるのではなく「慰める」
私は落胆しない。 たとえ、 私の「外」なる人は滅びても「内」なる人は日ごとに新しくされていく―― これは、進行性ガンに犯された老婦人が、毎朝「魂」に語りかける言葉です。これを心コトバと言います。 「心はいかなる艱難の中にいる時でも、わたしたちを慰めてくださり、 私たち自身もあらゆる艱難のなかにある人々を、慰めることができるようにして下さるのである」 -
100選なぜ「苦労」するのだろう
「苦労する」とは、次の九つのことを人が手にすることが、難しいということです。 まず、愛・喜び・平安、つぎに、寛容・親切・善意、そして、誠実・柔和・自制です。 人に「愛と喜びと平安」を与えるのは容易ではありません。 -
100選アラ探しはいけない
人のアラ探しはいけません。 自分もそうされないためです。 あなたが接するのと同じ態度で相手も接してきます。 私たちが人を裁くことをはじめるとき、 その生活は冷笑・高慢・怒り・憎しみの満ちあふれる生活に変っていきます。 人は自分のまいたものを刈り取るようになっています。 いつもトゲトゲしい言葉ばかり使っていると、 -
新100選なぜ悪いことばかり――
善いことをしたいのにそれができない、 逆に悪いことばかり起こってくる…… これは心の「法則」に肉の「法則」が戦いを挑んでいる証拠です。 心の善に対して、肉の魔が邪魔を・妨害をなしているのです。 それほど肉の動物本能が強いと言う事です。 -
100選理・知性のもろさ
「知性が腐って真理にそむく」 あなたが信奉している理性・知性などは本能の嵐の前にはまことにもろいものです。 本能は真理に逆らうものです。 してはいけない事の取り決めの究極に真理はあります。 したがって、真理は理・知性ではとらえられないものです。 とらえた、と錯覚するところに腐れ現象が広がりはじめます。 自分だけが絶対正しいとする知性論者が魂の崩壊現象を起こすのも当然です。 いらいら・不安の種はどこにでも転がっています。 映画館・公演会での隣人のおしゃべり、注意をすると争いが起きます。 -
新100選あなたは代理戦争の器
したい事ができない……これは当然なことです。 あなたの「魂」は悪の力と、善の力との、取りあいっこなのです。 単純です。不幸は悪の力が勝つこと、幸福は善の力が勝つ事です。 『わたしたちの戦いは、血肉に対する闘いではなく、もろもろの支配とヤミの世の主権者 また、天上にいる悪の霊に対する戦いなのである……人間ではなく』 人間とはその「間」に何を置くかです。 間に悪を入り込ませれば悲しみです。 善で間を固めて悪が入り込まないようにすると、 喜びと幸いにつながります。 私たちは、善・悪の代理戦争の器です。 -
100選滅びの細胞を洗い落とす
離婚・別居・親子断絶、このような家庭には「自分を愛する人」だけが居住しています。 相手を・隣り人を愛する人がいないのですから、不幸や悲しみは当然かもしれません。 「全ての法則は、自分を愛するようにあなたの隣り人を愛せよ、 というこの一句に尽きるからである。 -
新100選
疲労回復の妙薬
もし、あなたが幸せで・快適で・楽しい生活を送りたければ 「あなたを必要とする人」の手助けをしてあげることです。 まことに不思議なもので、疲れ・疲労感はなくなっていきます。 あなたの「弱さ」が相手の弱さを助けることによって 「強さ」となる、というマカ不思議な現象が起こるのです。 どうです、ぜひ、試してみませんか! -
100選まず舌を管理すること
よき人間関係はよき会話関係・よき会話はよき「舌」の管理につながります。 「つるぎをもって刺すように、みだりに言葉を出す者がある。 しかし、知恵ある人の舌は人を癒し、励ましを与えるものだ」 舌を制し得る人は多くありません。