承認欲求…自我と他我との闘い

ぶりっこ

人の評価や歓心を買うことばかりを、常に考えている人間は
最終的に一番大切なものを見失ってしまいます。

世間の流行に乗り遅れないようにとか
社会的影響力のある存在に反論しないようにとか
とかく周囲の眼を気にして、他人からの同調や賛同を得ることでしか
自分の心の平安を保てなくなっている…これはもう「承認欲求の重症化」の域です。

例えいっとき振り向いて注目されるためだけに
あなたの全ての神経と全てのエネルギーを費やしてはいけません。
その一瞬のために人生を台無しにしてしまうことが多いことに気を付けましょう。
そのような、愚か者には決してならないで下さい。

自分の堅く信じるところで黙々と、かき乱されることなく
一貫した己の生き方を追求する者は、天がキチンと見届けてくれています。
天に歓心を置くことで、あなたの心は静まり、落ち着き、平安を得られるでしょう。

また、逆に承認欲求の塊のような人間に、左右され騙されてもいけません。
そのような人間は偽善者の仮面を被り、あなたにすり寄り近づいてきます。
あなたの大切な、魂と財産と真理を奪い取り、隷属化することが目的なのです。
全てを貪り取られる前に、悪の催眠術から目覚めなくてはいけません。

むなしいだましごとの哲学で、人のとりこにされないように気を付けなさい。
 新約聖書 コロサイ人への手紙 第2章 8節

自分を必要以上に大きく見せようとする人間には、細心の注意をしてください。
その裏に隠された「悪事」を見抜く知恵を身に付けなければ
騙し事と悪意に満ちた、この壊れた世界で生き抜くことは非常に難しいものです。

自分の人生だからといって、全てを握りしめようとしてはいけません。
それが全ての間違いの元となります。

今まで以上に自らを訓練し、より深いレベルで謙虚に自分の愚かさと弱さを知り
自分にではなく、間違いのない評価すべき存在に無償の愛と歓心を置きましょう。

嫌な女