魂のコレステロール

コレステロール

相手の顔はよくみえても、自分の顔は自分で観ることができない…
という「悲劇」を人は背負っています。

人のアラはよくみえるが、自分のアラは全然見えないということです。
イヤな自分の言動を自分自身で悟ることができない
という「重荷」を人は背負っています。

人をさばくな、自分がさばかれないためである。
あなたがさばく・そのさばきで自分もさばかれ、
あなたが量るそのはかりで、自分にも量り与えられるであろう

 マタイによる福音書 第7章 1~2節

「さばき」と「ゆるし」は表裏一体です。
人間関係崩壊の99%は「ゆるし」の無さの証明です。

嫌な事をする相手の罪をゆるしてあげる…
ここには、人脳の原理を超えた、心脳の真理が表出されます。

許さないから赦されない、許すから赦される~という真理が働らきます。

真理は心のことばです。

人を裁くことはできません。
裁きは憎しみを、我が身に積み上げます。

それは魂のコレステロールとなり、我が身をやがて滅ぼします。

赦しの真理のみがそれを溶かし去ることが出来るのです。