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新100選谷川俊太郎さんの世界
この時期になると、「追悼 ~亡くなった著名人を偲ぶ」という特集が組まれ 各界大御所が活躍する作品や姿をもう観れないのだという一抹の淋しさを感じます。 その中でも、11月に逝去された、戦後日本を代表する詩人「谷川 俊太郎」さん。 多くの作品が国語の教科書に採用され、若い頃から慣れ親しんできた方だったので 92歳に至る今まで、現役で活動されていたこと自体に感銘を受けました。 -
新100選
死の先にあるもの
死と、その影響力から免れられる人は誰もいません。人は死に定められた存在であります。また、死の先にあるものを、実体験として語れる人も誰一人としていません。 (※臨死体験は、死の先の実体験とはなり得ません)そのような中で、日本では死生学に基づく「死への準備教育」が全くといってよいほど為されてきていないのが現状です。 -
新100選「哲学」では救われない
哲学とはヒトの思いの「体系」です。 論理はあっても愛はありません。 分析はありますが救いがありません。 コトバはあっても力がありません。 命がないからです。 -
新100選無愛を悲しむこと
人の愛は利害・打算・計算にその基をおいています。戦いや争いはその計算・計画が外れ、 自分の思いどうりの結果を、得ることができなかったことに、因を発する闘争です。 動物愛には計算がありません。悲しむべきことには、 人間の愛だけがその悪賢さを内に秘めています。 -
100選思い煩わないこと
気が病めば「からだ」も病みます。 ストレスが胃に穴をあけるのも生理学の定説です。 例えば、持たない人は「持ちたい」ことを願う、 持っている人は「失なう」ことを怖れ夜もおちおち眠れない。 双方ともに心の平安がないからです。 平安とはゆだねること、人にゆだねるのではありません。 人間関係のもつれで迷いは一層深みにはまります。 「人間関係以外のもの」に心をゆだねることです。 平安は地にはありません。 -
新100選いま、死ねますか?
ヒトの体内では、活性酸素が細胞の老化を早めています。 これを除去する酵素がたくさん作られている若いうちはいいのですが だんだん作れなくなると「老化」が進みます。 あなたは「何歳」まで生きようと思っていますか? 望みは高く・多くもつべきですが、それを可能にする「現実生活」はしっかりしていますか? -
新100選心のモラルビタミン
カルシウム・タンパク質・ビタミン類が不足すると心身に不安症状がおこります。 とくにビタミンB1は別名「モラルビタミン」と言い、 この欠乏は興味・関心・熱意・活動力社会性などの喪失となります。 つまり、体力・魂力という気力が身体から消え失せることです。 魂は脳細胞の集合体です。 記憶・演算・分析細胞が衰えることです。 魂は貧しく弱く乏しい肉の器です。 -
100選小事が大事になる
タバコ一本吸ったときに、体内に入り込むニコチンの量は約1mg程度。 タバコの煙の中には、自動車の排気ガスにも匹敵するほどの、 高濃度の一酸化炭素が含まれています。 それが動脈硬化となり、喉頭ガン・肺がん・肺気腫の死因につながります。 最初から大きな不満・愚痴などというものはありません。 タバコのニコチン同様、小さな不平・不満が積み重なって、 大きな結果や、取り返しのつかない「結果」となるのです。…