いわれもなく暴れだし、わけもなく人を殺す……
少年犯罪の多くが、心理・病理学的にその原因を解き明かすことができません。
これは当然のコトです。
人類が自らまいた罪の実です。
「人はそのまいたものを刈り取ることになる」
この真理が現実となっただけです。
つまり、家庭も学校も職場も「学習」は教えるが「学問」は教えなかった、
ということです。
学習は「自分」だけが生き残るための技術です。
学問は「他者」との共存を学ぶ技術です。
他者との結びつきは「愛」です。
自分を愛してくれる者しか愛さない、
現代人は「自己愛」の教育しか教えられておりません。
ヒトが好意を示してくれなければ、こちらから好意をもとうとしない、
他者愛欠乏・自己愛症候群です。
世のお父さん・お母さん、あなた方の再教育が必要です。
愛することの「実践」をあなたの子供に示すことです。
自分の愛の不足を嘆き悲しむことです。
