「願い」は「祈り」です

A wish is a prayer

昨日が今日に続き、今日が明日に連なっていく……

この連鎖反応が人生であって、その根底に流れているものは「願い」です。

昨日よりも今日を、今日よりも明日をと、より良い生活を願うのが人間です。

したがって、生活の基底が願い・望み・求める行為となり、「祈り」になるのは当然です。

祈りを「宗教行為」などと無知なことを言ってはいけません。

生きていること自体が私たちの祈りであり、人為なのです。

人事をつくして天命を待つ、あなたのできる事を全て行い

できない事をできるように願うのが、人為・人事をつくすこと。

努力もしないで結果だけを求めるのを「ご利益信仰」といいます。

ソロバンずく、打算的な祈りはダメです。

人間、できる事の数は少ないものです。

できないものの方が、多いのが人生です。

できない事を悔やんではいけません。

できる事が益々できなくなります。

一つを完全に為すと、次の完全が与えられるのが「天命」です。