モノとカネにかぎらず全ての事において喜んで与える人は、
悪いところがあっても人に愛されます。
しかし、ケチな人はどんなに良いところがあっても嫌われるものです。
心が澄んでいないからです。
いつも、他人の成功をうらやみ・人の幸福をねたみ・
相手の求めに心を閉じる……
このような人は心が狭く、憎しみと恨みとで、
自分の幸福は蝕まれ、不平と不満が重石となって地獄の底に落ち込みます。
「眼はからだのあかりである。
だから、あなたの目が澄んでおれば、全身も明るい」
心が澄んでいないから、目も澄みません。
物事がはっきり見えなくなります。
人の善を見ようとせず、相手のあら捜しばかりをします。
自分と相手を比較するとき、自分のよい事ばかりを吹聴し、
相手の悪いところばかりに、目がいってしまいます。
モノ惜しみしない眼のみが、相手を・人をはっきりと見据えることができます。

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