楽観は「心情」に属し・悲観は「感情」に属する……
つまり、絶えず心配をするのは「魂」、反対に望みをもち続けるのが「心」
したがって思い煩いは「魂人間」のすることです。
「何を食べようか・何を飲もうかと、自分の命のことで思い煩い、
何を着ようかと、自分のからだのことで思い煩わないこと」
いのちは食物にまさり、からだは着物にまさります。
だれが思い煩ったからといって、自分の命を少しでものばすことはできません。
明日のことを思い煩わないことです。
明日のことは明日自身が思い煩います。
一日の苦労はその日一日だけで十分です。
さあ、いつも喜び・絶えず祈り・すべてのことに感謝することです。
「感謝」の時を過ごすなら、思い煩う時間はないはずです。
そして、祈って求めるものはなんでも、すでに「受けた」と信じることです。
そうすれば、その通りになります。