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新100選
「願い」は「祈り」です
昨日が今日に続き、今日が明日に連なっていく…… この連鎖反応が人生であって、その根底に流れているものは「願い」です。 昨日よりも今日を、今日よりも明日をと、より良い生活を願うのが人間です。 したがって、生活の基底が願い・望み・求める行為となり、「祈り」になるのは当然です。 祈りを「宗教行為」などと無知なことを言ってはいけません。 -
新100選ほしいものは祈ること
「困ったときの神だのみ」は、人間の弱さ貧しさを言い表しています。 豊かなときには神は必要なく、貧しさの中にあるとき、 人は神を求めて泣き叫ぶものです。 これが、人間です。 祈りと願いとは違います。 願いは自分のもの・祈りは相手のものです。 相手の事を想うのが「祈」りです。 「願」と「祈」とは厳然と区別されなければなりません。 心にいます神が喜ばれるものが、祈りです。 「あなたは祈るとき自分の部屋に入り、戸を閉じて隠れた所においでになる、 あなたの神に祈りなさい。 すると、隠れた事を見ておられるあなたの神は、報いて下さるであろう」 いくらワメキ叫んでも、願は簡単にはききいれられません。 しかし、祈りは確実に応えられます。